それを見られたらラッキー

生き物の飼育をしたときに、できれば見たいものは、ふ化、蛹化、羽化。

これは、ある程度予測ができるので、観察できる可能性は高いのですが、見られたらとてもラッキーです。

私は観察する生き物はいつもテーブルの上、すぐ観察できる場所に置き、24時間態勢で見ています。しかし、交尾、産卵になると、見ることのできる生き物と、あまり見られない生き物がいます。

 

カタツムリは、交尾を促すホルモンが分泌されると、頭にコブ(頭瘤)ができます。1匹だけ飼育していてもできることがありますし、ペアに頭瘤が見られても一向に始まらない・・・こともあります。そして頭瘤の目撃後、いつ交尾が始まるのかは全く予測がつきません。

もちろん、頭瘤を見てから何日かして、朝、交尾をした証明の「恋矢」が落ちていることもあります。実は深夜の場合、生き物には、黒い布を掛けるので、パソコンの入力に夢中になっていて見損なう可能性が高いのです。

それにカタツムリの場合、交尾に遭遇しても、どのような状態か・・・が不明。

ほかの生き物もそうですが、私は解剖してまで観察したいとは思っていません。しかし、解剖図は見ます。それで、カタツムリはどうかというと、学術書の解剖図と実際が、私にはさっぱり結びつきません。不可解・・・とっても・・・

 

10日くらい前、偶然ドイツの学術書を見て、この図のようならわかると思っていたところ、先週末、大きなコウロマイマイが、まったくその図にあてはまる交尾をしました。

本当にふしぎなのですが、長く飼育しいて「もう見られない。そろそろ締め切り・・・ でも、絶対この本に描きたい!」と諦めかけながらも思い続けていると、時間切れ近くに、ぱっと見られることがあります。

 

見ました。見ました・・・ ついに! 本当にラッキー!

中井先生にご報告して、それをどう絵にするか・・・  

毎日思案投げ首で、下絵の準備をしています。

 

期待してください。

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コメント: 1
  • #1

    勃起不全 (水曜日, 29 4月 2015 11:16)


    すごい!
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