湊宏先生に絶賛していただきました

九州大学は本年が100周年、伝統溢れる建造物にみとれました
九州大学は本年が100周年、伝統溢れる建造物にみとれました

『カタツムリ 陸の貝のふしぎにせまる』を、手にとられたみなさま方は

「カタツムリが、つまめるようだ。すごい!」と、しげしげと掲載画をごらんになって、おっしゃって下さいました。私が、ごらん頂きたかった湊先生も本をご購入下さり、「どの貝も全部見て描いたの?」と、おたづねになり、特に6頁のニシキマイマイを気に入って下さいました。

 

貝類学会から帰京後、色々な会合でたくさんの方々に本をご覧頂いております。どの方も、おっしゃることは、「カタツムリにこんなに種類があることを知らなかった・・・」と言うことです。この本にありますようにカタツムリは、地域ごとに多様に進化した生き物なので、全国には驚くほどたくさんの種類があります。

カタツムリを中心とした陸の貝は、触角が4本あるいわゆるデンデンムシや、カタツムリとよばれるカラの直径が3㎝くらいの種類、海や川の貝のように細長く巻いたキセルガイ、ナメクジのなかまなどと、触角が2本で貝にふたのあるグループがいます。大きさも、2mmに満たない種類から、沖縄県や鹿児島県に住み着いてしまった大人の手のひらにも余るほど大きくなるアフリカマイマイまでさまざまです。

 

みなさまの、お地元の図書館に購入希望を出していただけましたらありがたいです。