今年も暑い夏が永く、台風一過で涼しくなると聞いたようでもあるけれど、現実はまだまだ暑いですね・・・
なぜこんな事になっているのか?
今年私がチョウの絵を沢山描いているからでしょうか? チョウたちに不思議なことばかりが起きて、追認に追われています。
春、私たちのアトリエの近辺の、高層ビルがあるような街の公園や公共緑地で、9月までに20種類のチョウが確認できれば、その近辺の種を入れて、30種は都市公園で育つのではないかと推測して始めた、近隣公園でのチョウの観察。
当然ですが、見かけた幼虫は採集し飼育しています。これまで飼育したことの無かったツマキチョウ(卵が見つけにくい)を、卵から観察しました。なかなかじっとしてくれなくて、3匹が育つ間、せめて脱皮の後の頭のカラで、頭の大きさを測ろうかと思っていましたが、驚くべきことに、3匹とも自分の頭のカラも食べてしまった・・・ もちろん写真は撮っています。
その内思いがけないことにコムラサキが新宿区であちこちで見られ、文京区では見ていませんが、荒川区でも見たとのこと・・・ 飼育中のオオムラサキとは食草が違うのですが・・・ 標本箱では、となりに並ぶような種が、まだ都心部に残っている・・・ 文京区には 柳がないので、残念してますが、柳の並木がある街にはいると思います。
9月になってやっとナガサキが飼えると思って楽しみにしておりましたら、これが、どうも交雑か、外国の種? 又は、南の島の種・・・
9匹育て、今週半ば過ぎから、2匹羽化・・・ 鱗翅学会もある頃に・・・
まだ何かは、不明・・・
アゲハチョウは6令の大きな蛹になるし・・・ 後1週間くらいすれば、やけに大きなアゲハガ羽化するでしょう・・・ 5齢が鳥のフン型だったのでとても驚きました。
最近ある公園に、午後ベンチに座っていると、20種ものチョウが確認できます。春も夏もそんなことありませんでしたが、やっとあちこちで見つけていたチョウが、目の前にやってくる・・・
え~、チョウって秋に見るものだったんですか?
アトリエで育てていたオオムラサキは2化してしまい、美しいペアが出てきました。
野外の幼虫は、まだ3齢、越冬幼虫にはなっていません・・・ 予定違いだけど興味深いことばかりが起きています。
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